興味とタイミング(〜4歳までの公園あそび。5歳以上との違い)

興味とタイミング(〜4歳までの公園あそび。5歳以上との違い)

遊び方次第で、子どもの運動能力はグングン伸びる。

いま、この子はどんな遊びに興味があるのか?
どんな動きを習得するタイミングなのか?

一人ひとりのそれをしっかり見極めた上で、その日公園に持っていく道具を決めています。

なんでも「やってみる〜!」とチャレンジ精神旺盛な4歳ちゃん。

ご自宅にお迎えに行った時、玄関外に補助輪付き自転車とキックボードが置いてあったので、「お。乗り物系に興味があるのか。」と思って、今回車から降ろす道具はミニスケートボードに決定。

また、公園へ向かう車内の会話、「幼稚園で縄跳びを練習しているんだよ♪」とお話してくれたので、パーツを一部分外した状態のフラフープも用意しました。

フラフープ、と言っても、まん丸のフラフープか、パーツが一部分無いフラフープかで、全然違う遊び道具になります。

用意して、それで「今日はこれをやりなさい」ということではありません。

4歳までの子と遊ぶときは、基本的に「トレーニングの時間」は作らず、自由に、好きなように、興味の向くままに、遊びます。

興味が向くように用意はするけど、その道具に手を伸ばさないなら「タイミングではなかった」ということだ、と思うようにしています。

今回用意したミニスケートボードとフラフープは、この子にとってドンピシャだった様子。

しれっと水筒の横に置いていたら「これやりたーい!」と自ら遊びはじめました。

その時その時の興味タイミングって大事だ、とつくづく思います。

ちなみに5歳以上の子と遊ぶときには、「自由に遊ぶ」に加えて、「トレーニングの時間」も入れています。

それは、5歳以上ともなると、道具だけ用意しても「なんかむずかしそう。自分にはできなさそう。」という感情が先に入って、「自分にできる」ことを優先した遊びばかりになりがちだからです。

5歳までにその子が経験してこなかった動きは何か?苦手としている動きは何か?を見極め、必要な動きを加えていくのが、「トレーニングの時間」です。

あっという間に遊ぶ時間が終わり、お家に送り届けて、バイバイのとき。
「ゆきコーチおしまい?今日はもうおわかれなの?」と、寂しくなって目がウルウル。

また次回をお楽しみに(*´pq`)