怒りん坊3歳の「自分でやりたい!」「自分で決めたい!」

怒りん坊3歳の「自分でやりたい!」「自分で決めたい!」

もうね。タイトル通りなのですが。

同居している甥っ子3歳ミナト坊や。

ほんっっっと、怒りん坊っちゃん真っ只中でして・・・

3歳になったその瞬間、その当日から( ;∀;)

なんでもかんでもすーぐ怒る。泣く。

激おこぷんぷん丸とか、そんな可愛いもんじゃない。(・・古いかしら・・)

ムカ着火ファイヤー!!だかなんだか知らないけれど(やっぱ古い・・よね・・?)

とにかくもうね、どこからそんなパワーが溢れてくるのかというほどに

全身全霊全力パワーを振り絞ってギャースカギャースカ泣き喚いておられます。

一旦泣き始めてしまうと何を言っても聞こえないようで

これぞまさに全集中の癇癪!(これは・・セーフ・・?)

このまま何をするにも1〜10まで全部泣かれるような生活では、ゲッソゲソにやつれてまいそうなので(T . T)

2日で攻略しました!癇癪(かんしゃく)を起こさせないための対応法を!

題して!!

〜魔の3歳期ミナト坊やと平和に暮らすには編〜

ぱふぱふ〜╰(*´︶`*)╯♡

ということで、説明しよう!!

まずはじめに。

癇癪を起こす時ってどんなとき?何に怒っているの??

というところから観察してみた。

これについては答えは割と簡単で

“ミナトがやるんだった〜(つД`)ノ”

もしくは

“それじゃない!それは嫌だ(つД`)ノ”

だいたいこの2つのどっちかであります。

癇癪が始まった初日の夕方はこんな感じ↓

18:30

保育園帰りに車から降り、いつも通りママが車のドアを閉めた。

ギャーーーーー(つД`)ノ ミナトが閉めたかったーーー(つД`)ノ

(ママ心の声:「知らんがなーーーーΣ(´д`*)」)

18:45

気を取り直して、夜ご飯を食べようとしたらミナトのスプーンが落ちた。

優しい姪っ子ナノハが気を利かせて拾ってくれた。

ギャーーーーー(つД`)ノ ミナトが拾うんだったーーー(つД`)ノ

(ナノハ心の声:「せっかく拾ってあげたのにΣ(´д`*)」)

18:50

ようやく食べ始めようかと思ったら、ふりかけの封が開かないミナト。

「ハサミで開ける〜」と言いつつ、ちんまりちんまり端っこを切るので一向に開かない。

手を差し伸べようと開けるのを手伝ったらジ・エンド。

ギャーーーーー(つД`)ノ ミナトがやるんだったーーー(つД`)ノ

(大人組一同:「いや、いいから早く食べてくれーΣ(´д`*)」)

19:20

お風呂に行かせたい大人組(私&マッマ&パッパ) vs 風呂より遊びだ組ミナト

お風呂に行こう〜とどんなに誘っても聞こえないフリ。

あーそろそろ大人組がしびれを切らすぞ〜という時になって

「あ〜と〜で♪」とニッコリ訴えてきたのには笑っちゃったけど。

いつの間にそんな断り方覚えてきたのよとクスッとしたけど。

その可愛さに翻弄されると思ったら大間違いだ!と大人組。

あとで来るなら先に入っておくからね〜とお風呂に向かうと

ギャーーーーー(つД`)ノ そうじゃないー!それは嫌だーー(つД`)ノ

(大人組一同:「あとでって言ったの誰やーーΣ(´ε`ノ)ノ」)

はいはいはいはい。もう、ね。振り回されまくり。3歳児怖し。

という感じの初日でした。。。ぐったり・・・

そして、癇癪が始まった2日目。私が練りに練った戦略はというと。

とにかく、待つ!!これに限る!と信じて

呼吸を整え、心穏やかに。

坊さんのように座禅を組むか、もしくはヨガでも可。

ミナトに選択肢だけ与えて、あとはじーっとその時が来るのを待つのである。

例えば、お出かけ前のお着替えタイム。

3歳児検診に向かうはずのミナトが選んだお洋服は、なんと、パジャマ。

これから出かけると伝えたはずなのに、パジャマ。

大好きな自動車の絵がたくさんあって、ボタンの色が信号機みたいなお気に入りパジャマ。

私:「いや〜、ミナト。これ可愛いんだけどさ、みなとの大好きなクルマがいっぱいだから好きなのはわかるんだけどさ。これは、パジャマなんだよね〜。どうしよっか??」(ダメとは言わずに自分で考えさせる)

ミナト:納得のいかない顔でふてくされてお布団へ逃げる

・・・・・・・・・・(お坊さんタイム1分)

私「ミナトのお洋服、他にもいっぱい好きなのあるよね〜。これ、どう?車あるよ??」と3着ほど用意

ミナト「ち〜が〜う!!これじゃない!」と布団にもぐる。どうしてもパジャマのが良いらしい。

意思固すぎな〜・・・2歳までは「どっちがい〜い??」戦略で大体凌いできましたが。

魔の3歳期は選択肢があっても「それ以外」という選択肢を自分で持ち出してくるようだ。

・・・・・・・・・・・(ヨガでもしながら心を清めて1分待機)

私:まるまったお布団くんに向かって語りかける

「みなと〜?パジャマはね、お風呂に入って、眠るときに着るものなんだよ。お外に行く服だったら、みなとが好きなの選んでいいからね♪」

それだけ伝えてそっと離れる。

・・・・・・・・・・・・(自分の身支度を整えながら遠巻きに様子を見守ること1分)

お?!のそのそと布団から出てきた!!

どうやら着るお洋服を決めたらしい。

その後も履くズボンを決めるのに1分

靴下を決めるのに1分

と、いちいちお布団に潜ってぐずぐずしてはいましたが。

無事に泣くことなく、全部ミナト自身の決めたお洋服に身を包み、出発することができました。

お坊さんになる必要もヨガのポーズをとる必要も全くもってないのですが、じゃぁなぜ、「待つ」ことにしたのか?というと。

もう2歳のイヤイヤ期の時とは違って、もっともっと、しっかりと「理解」をしているからです。

本当はどうしないといけないのか?今なにを求められているのか?

そういうことまで、ちゃーんと理解しています。

だから、パジャマではお外に出れない。ということを理解した上で

それでもどうしてもパジャマを着たい!という自分も気持ちに向き合い、自分でけじめをつける。

そのために考える時間を確保してあげることが必要なのではないかなーと思ったのです。

だからとりあえず、待ってみました。

きっと、お布団に一旦逃げながら、ちゃーんと考えたんだと思います。

パジャマはダメなんだ・・・でも・・でも・・・って。

しっかりミナト自身の中で、葛藤をし、その上で、自分で決めた。

パジャマがダメなら、これにしよう。って。

そうやって自分で考え、決めた答えなら、泣くことなくすんなり動く。

「これにしなさい!」「さっさとして!」と言われてしまったら・・・

「葛藤する」という力を付け逃してしまうかもしれません。

逆に、じゃあしょうがない、もうそれでいいよ!と甘くすると

泣けば要求が通ると味をしめてしまうかもしれません。

ダメなものはダメ。なんだけど、直接的に「ダメ」という言葉を使わずに

「これは〜だからね。わかった?じゃあ、どうしようか??」と考えるように促すことが大事かなと思います。

でもね、でもね〜〜〜。

わかります!わかるんです・・・

朝とか・・そんなまったり待ってられんのよ!!

こちとらお仕事ありまんねん!!

そういう時は・・・・

「今は待てないよ!!早く決めてくれないと困るよ!」って、急かしちゃっていいと思います。

いつでも自分のペースでいられるわけじゃないぞ!というのを知らせることも大事かと。

その分、時間がある夜とか、休日とか。

大人側に余裕のあるときに、ゆっくり丁寧に向き合うだけでも、子どもはずいぶん安定すると思います。

何も子どもは、大好きなお家の方を困らせようと、癇癪を起こしているわけではありません。(たぶん)

大好きな人に見守られ、「ゆっくり自分で決めて良いよ。」と待ってもらえる安心感は、信頼関係に直結します。(と、思います)

専門家ではないので、あくまでミナトを見ながらそう思ったというだけですがm(._.)m

あ。もう一つ、学んだことと言えば。

待っている時の、「待ち方」

お坊さんになる必要もヨガのポーズをとる必要もないのですが・・・

冷ややかにその場を離れることだけは避けたいところ。

お風呂あとで入るなら、先行っちゃうからね〜バイバ〜イ。って離れちゃうと、ギャン泣きされましたから。

突き放すことなく、見捨てることなく。

あくまでも優しく、穏やかな眼差しで見守りましょう。

たとえるなら、のび太を見つめるドラえもんのように。または癒しのプーさんでも可。

4歳・5歳・・・・小学生・・中学生・・と、子どもが大きくなっていっても

「助けてほしい」と思った時に、迷いなく胸に飛び込んでこれる親子関係は

案外こういうところで築かれていくのではないかとさえ思ったりもします。

・・・それは考えすぎか。

魔の3歳期。反抗期だと捉えてしまうとネガティブだけど

「自分の心と向き合えるように、がんばれ坊や!」とエールを送る気持ちでいれば、ぐずぐずしている姿も可愛く見えるよね!そうだよね!←自分に言い聞かせて。

言葉も一気に話せるようになるし、手先も器用になるし、運動能力もグンとUPするし。

いろんなことが急成長する時期でもある3歳。

できるようになったことをたくさん褒めながら、楽しく平和に暮らせるといいなぁ。