逆上がりしたら、カラダと一緒に草履が浮いた

逆上がりしたら、カラダと一緒に草履が浮いた

子どもたちと遊んでいると、ハプニングって付き物ですよね(゚∀゚)

「あーーーー。そうなるよね~。やると思ったよ~(*_*)」という想定内のハプニングと。

「ぇえーーーーΣ(゚д゚*)なんでーー?!そんなことあるー??」という想定外のハプニングと。

そして先日は、「ぉおーー(°_°) まさかや~(°_°)」と感心と驚きの混ざったハプニングがありました。

そう。島ぞうりが、木にひっかかったのです。

はい?なんで???

ですよね。

逆上がりしてたらね、木に、引っかかったんですよ。島ぞうりが。。。笑

ここ数ヶ月、ずーーーーっと逆上がりを頑張っていた女の子がいたのですが

ついに!!ついに!!できるようになったのです!!

だからもう、嬉しくて嬉しくて、何度も何度も、くるりんくるりん。。。

そしたらあるとき、勢い余って木の上まで。

ピューーーンと飛んじゃったんですよね~( ˙-˙ )

逆上がりって、コツとか、ポイントとか、いろいろあるんですけれど

その子はずっと「脚を強く蹴り上げる!」ということを、頑張って意識していた子だったんですね。

それで、グンっ!!と地面を蹴って、脚をトリャーーー!と持ち上げたところ

履いていた草履が華麗なる弧を描いて、天高く飛んでいった。

あ~れ~Σ(゚д゚*)という間の抜けた声と共に、草履の行方を目で追いかける。

大きめの葉が重なりあっている元気な木に。ふわっと乗ったまま、落ちてこなくなっちゃった。。。

はて、どうしたものか。

困った困った。。。

すると、その子のお兄ちゃんが「僕に任せて!」と自信満々!

手には柔らかく軽いふにゃふにゃボールを持ち、「僕に良い作戦があるよ♪ このボールを当てて落とす!」と顔をホクホクさせている。

「そりゃ良いね!よーし!任せた!」

「いっくぞ~~!」

ポーーーイヾ(゚ε゚*)ノ

………

しばし、皆でボールを見守る。

…  …  … …

ぁ…ぁぁぁぁぁ…

どっちも落ちてくるはずなのに、どっちも落ちてこなかった。

やっちまった。やっちまった。

どうするか…どうしようか?

すると今度は、草履の持ち主、妹ちゃんが、「なわとびは??縄跳びを当てよう!」って。

「あ!いいね!それいいね!」って。

今度こそ落ちてこなくならないように、持ち手の片方はしっかりと握りしめ、ブンブンと縄を振り回す。

カサっ…カサっ…とかすかに葉が揺れる音。一向に落ちる気配はない。

困った困った。。。

どうしたものか。

静かに引っかかっている草履とボール。

みんなで顔を見合わせる。

木登りできる高さではないし、肩車でも届かなさそうだ。

「お兄ちゃんの靴を投げて当てる?」

「いや、軽いからまた引っかかるよ」

「なにか重いものないかな?」

「重いもの投げるのは危ないんじゃない?」

「ぁ!!!」

「なに??」

「サッカーボールは?車にサッカーボールあるでしょ??」

「そっか!いいね!取ってこよう⭐︎」

困った困ったと言いながらも、心はウキウキ♪

こんな時間が私は大好き。

子どもたちが「どうするどうする??」って、ワイワイと話し合ってるのを、一緒になって楽しんでいる(*´-`)

すぐそこに、庭師みたいなおじさんが、脚立に乗っているのにね。笑

たぶん子どもたち気付いているけど。

「取ってくださーい」って言えば取ってもらえるだろうな。って、頭の片隅に浮かんでいるんだろうけど。

自分たちで、解決してみたかったんだよね(*´艸`)

「こうやってみよう!」「うわっ、失敗だ!」「次の作戦は…」

ミッションを目の前に、全身からわくわくを放つ子どもたち。

子どもたちと遊んでいると、ハプニングって付き物ですよね。

「どうするどうする??」って、私の口癖かも。

だってそうすれば、楽しい時間が生まれそうだから⭐︎