運動における「リズム感」ってなに?

運動における「リズム感」ってなに?

みなさんこんにちは!

あっという間に過ぎ去っていったゴールデンウィーク。

跳び箱教室に鉄棒教室、リズム感・素早さUP教室と様々な教室を開催し、こどもたちの「できたー!」の笑顔をたくさん見ることのできたGWとなりました(*´艸`)

引き続き5月12日・19日には各教室の開催がありますが、中でもリズム感・素早さUP教室については、どんなことをするんだろう?とイメージが湧きにくいかなぁと思いますので、GWに行ったときの様子を動画でお届けしたいなと思います!

最初はみんな「なにこれー。難しい!ムリ!」と苦戦するのですが、それでも「リズムに乗る」というのは「楽しい」という感覚に直結しているらしく、みんな夢中になって練習。

わずか5分、たった5分練習するだけで、少しずつリズムが体に入ってきて、「できたーーー!!!」「ゆきコーチ!見て!!」という状態に。

レベル1。レベル2。とクリアするたびに新しいリズムを入れていく流れで、子どもたちは飽きずに楽しむことができていたように思います(ノv`*)

ところで、運動における「リズム感」とはどういうものでしょうか?

たとえば歩く時。

人は「1・2・1・2」というリズムに合わせて、足踏みをすることで歩いています。

これが、「1.2.1.2.1.2.1.2」と速いテンポになれば、走る動作になります。

走る時に足の回転が遅い子に、「もっと速く足を動かして!1.2.1.2.1.2」だよ!と伝えても、その子自身の中に「1・2・1・2」のリズムしかなかったら、「1.2.1.2.1.2」と言われても体がそのように動かないのです。

また、縄跳びが跳べない子の場合、「裏拍のリズムを持っていない」が原因となっていることが多いです。

縄跳びというのは、ジャンプのリズムが「1・2・1・2」だとするならば、縄を回すタイミングは「・」の時ですよね。

裏拍で縄を回す。このリズムを持っているか、持っていないか。

そして、頭ではこのリズムがわかっていたとして、体がそのリズムに乗り切れるかどうか。

そこが縄跳びをリズミカルに跳べる子と跳べない子の大きな違いになってきます。

このように、人は動作をするとき、無意識にでもリズムを刻んでいます。

跳び箱の踏み切り、逆上がりの足の振り上げ、ボールを投げる動作など、全てにリズムがあります。

リズム感の選択肢が4拍子1択しか無い、となると、上記のような動作はうまくいきません。

サッカーのドリブルや、バスケのパスなども、一定のリズムでしか動けなかったら、簡単に相手にタイミングを読まれてしまいますよね。

逆に、持っているリズムが多彩で、独特のテンポ・リズムで動きを繰り出す子がいると、「お、センス良い動きするな。運動神経いいな。」となるわけです。

ちなみに、スポーツリズムトレーニング協会によると、日本人の多くは4拍子しか持ち合わせておらず、音楽環境の豊富な諸外国人は8拍子、16拍子といった、日本人の2倍、4倍の細かいリズムを持っているそうです。

そのため近年、日本のプロスポーツ界でも、リズムトレーニングというのはかなり注目されているのです!

というわけで、先ほどからリズムを「持っている、持っていない」という表現を繰り返してきましたが、要するにリズム感というのは、「持とうと思えば持てる」ということです。

ビートに合わせて体を動かす。

刻んだことのないリズムを刻む。

そうやって、体にいろんなリズムを経験させて、思い通りにリズム感を操れるようになれば、動きがどれほど変わるか、想像してみてください♪

頭ではわかっているのに、体がついてこない。

これが解消されれば、もっと運動は楽しくなりますよ!

運動不足解消にもぴったりの教室ですので、親御さんも一緒にチャレンジしてみると楽しいかもしれません!

リズムUP教室、お申し込みはお早めに(´m`)