環境次第で、教えなくてもできるようになる。

環境次第で、教えなくてもできるようになる。

「これがあったら、お家でも練習できるね!」

子どもたちが頑張ったチャレンジカードは、コレクションできるように、カードとファイルをプレゼントしています。※入会者のみ

「やり方も書いてあるし。お家でやっていいんでしょ?」

と聞かれたので、「もちろん。もちろん。」と私は二つ返事です。

一人ではなく、何人か同じように「お家でも練習しよ〜♪」と言っているのを聞いたけど。

次会った時に「練習やってみたの?」と聞いて、うん、と答える子は未だに出てきません

宿題ではないし、お家で練習してほしい、というわけでもないので無いので全然いいのですが、要するに、どんなに子どもたちがその場でやる気満々でも、お家でドタバタしちゃだめ、とか、一人で公園には行けない、とか、テレビやゲームなどの誘惑に負ける、とかで、結局環境が整わないとできないよね、と思うのです。

それが悪いこととかそういうことではなくて、それが当たり前というか、普通そうだよね、という感じ。

甥っ子姪っ子の自転車は、ずっと駐車場に眠っていました。

二人ともそれぞれにお誕生日プレゼントでもらったのに、1年?いや、2年?乗ることがないまま、置きっ放しでした。

公園に持って行って練習したくても、2台同時に乗せれるような車でもないし、歩いて行ける距離にも公園はあるんだけど、2台分の自転車を押して歩きながら公園に子どもたちを連れて行くのも億劫というか・・

公園にはしょっちゅう遊びに行くのに、自転車を持って行くことはなく、なんだかんだ、「今度持って行こうね」と言いながらも、そのままになっていたのでした。

自転車に乗ったことがないまま、姪っ子は3年生になり、甥っ子は年長さんになり、でも、昨日ふと、乗れるようになりました。

一念発起して教えたというわけではなく、単純に、自転車にいつでも乗れる環境ができたからです。

広いバルコニーのあるお家にお引越しをしたのを機に、2台ともペダルを外してストライダー状態に。

それをバルコニーに置いておいたら、甥っ子姪っ子は学校から帰ってきて夜ご飯ができるまでの間、自然と乗り回して遊ぶようになりました。

昨日、「ペダルやってみたい!」と言うので、ペダルを元通りつけてあげると、30秒後には見事に乗れていました。

子どもたちが「これやりたい!」と思ったことを、すぐにチャレンジできる環境がいかに大事か、と改めて実感しました。

また、二人は最近、わくわく公園あそびにもよく遊びに来るようになりました。

特に姪っ子ちゃんは元々が運動嫌いで、お家では本を読んでいるか、タブレットをしているかのどっちか、という感じの子。

でも、二週間に1回くらいのペースでわくわく公園あそびに来るようになり、楽しくチャレンジカードを集めているうちに、メキメキといろんなことができるようになってきているし、なにより運動に対して凄く前向きになっています!

やっていること自体は、「なわとび前跳び」とか「フラフープを跳ぶ」とか「ボールを地面にバウンドさせる」とか、お家でもできるような簡単なものばかり。

お家でもできるようなものばかりだけど、でもお家ではやらない。

わくわく公園あそびに来れば、楽しく積極的にやる。

わくわく公園あそびを習い事にすることで、「定期的にお外で遊ぶ。体を動かして遊ぶ。」という環境が整いました。

どんなに簡単な運動でも、お家で継続して頑張り続けることは難しいだろうと思います。

特にそれが運動ニガテな子であればあるほど。

だって、姪っ子ちゃんみたいに、「運動の家庭教師ゆきコーチ」がほぼ一緒に住んでる状態でさえ、お家ではやらないんだから。笑

その環境に行くから頑張れる。という環境の力は絶大なんだと思う。

冒頭の「これがあったらお家でもできるね!」の子どもたちも、みんなお家ではやってこないけど、でも月に2回、月に4回くらいのペースでわくわく公園あそびに来ているので、しっかり伸びてきています。

お家では自分のやりたいお家での遊びを存分に楽しめばいいし、この子たちの運動の環境はココにあるんだから大丈夫。

定期的にお外で体を動かして遊ぶ環境を整えたい方はぜひ、わくわく公園遊びを体験してみてくださいね(´m`)