チャレンジカードのデジタル化、ゆきコーチの正直な感想

チャレンジカードのデジタル化、ゆきコーチの正直な感想

運動教室チャレンジクラスのみなさまへ

先日は、PLAYFUL運動教室で試験的に導入していた
チャレンジカードのデジタル化(アプリ)について、
アンケートへのご協力をいただき、ありがとうございました。

短い期間であったにも関わらず、
保護者の皆さまからとても丁寧なご回答をいただいたと、
学生からも聞いています。
まずは、ご協力に心から感謝いたします。

今回の取り組みは、
8年前になでしこサッカースクールを卒業した学生の
卒業研究の一環としての試験導入でした。

一定期間の検証を終え、
アプリの使用は一旦ここで終了となります。

実際に使ってみて感じたこと(コーチの視点)

今回、コーチとして実際に教室で使ってみて、
デジタル化の「良さ・便利さ」と同時に、
「気になる点」も感じました。

これまで紙のチャレンジカードでは、

「今日は何番のチャレンジカードかな?」
「クリアおめでとう。ナイスチャレンジ」
「この前より良くなっていたよ、また次がんばろう」

そんなほんの小さな対話ややりとりを大切にしてきました。

その中で、子どもの表情を見たり、目を合わせたり、
声のトーンを感じ取ったりする時間も、
PLAYFULにとってはとても大事な時間です。

一方で、タブレットでの管理になると、
どうしても子どもたちの意識が
コーチではなく画面に向きやすくなる場面があり、
同じように声をかけていても、
言葉が流れてしまっているように感じることがありました。

例えるなら、
ゲームやテレビを見ている子どもに声をかけても
「聞いちゃいないよ……」と、
ちょっと寂しくなるあの感じに近いかもしれません。

タブレットとのやりとりではなく、
ゆきコーチやお友達と顔を見合わせて笑い合う。
そんな温かい運動教室の空気感を大切にしていくには、
今回の形でのデジタル化は
少し違うかな、というのが正直な感想です。

フィードバックについて感じたこと

お家でフィードバックが見られることは、
保護者の方にとって安心材料になり、
嬉しく感じていただけた部分も多かったと思います。

一方で教室側としては、
「全員分の動画を撮らなきゃ」「良い記録を残さなきゃ」という意識が強くなることで、
普段当たり前のようにできていた関わり方が、
少しずつ変わってしまう感覚もありました。

いつもなら、
子どもたちの鬼ごっこに混ざって純粋に一緒になって楽しんだり、
うまくいかなくて悔しそうな子の隣で、
「悔しいね」「もう一回やってみても良いし、また次回にしてもいいよ」と声をかけたり。
そんなふうに、同じ目線で関わる時間を大切にしてきました。

でも「動画を撮らなきゃ」「良い報告ができるように頑張らせなきゃ」と思うと、どうしても大人の都合やエゴが前に出てきてしまうような感覚がありました。

少人数制だからこそ生まれていた
コーチと子どもたちとの距離の近さや、
一人ひとりの「いま」の気持ちを尊重すること、
その場にいるみんなで純粋に楽しむ空気感などが、
少し変わってしまうように感じたのも正直なところです。

※インスタでの活動の様子動画は、上記のことを大切にしながら「撮れそうな時があれば撮ろう」のスタンスなので、受講したら必ずインスタに上がる、というわけではありません。ご理解のほどお願いいたします。

今後について

今回のアンケート結果は、
卒業研究の関係上、
現時点ではゆきコーチ側では詳細を把握できていません。
後日、研究結果として共有される予定です。

その内容も踏まえた上で、
デジタル化のメリット・デメリットを改めて整理し、
PLAYFULにとって本当に合った形かどうかを
検討したいと考えています。

そのため、
チャレンジカードのデジタル化は一旦ストップし、
これまで通り紙媒体で教室を進めていきます。

便利さだけでなく、
子どもとの関わり方や、
教室の空気感も大切にしながら、
これからもより良い形を考えていきたいと思っています。

今回の試験導入とアンケートへのご協力、
本当にありがとうございました!